ボルボ・カーズの10月の世界販売台数は前年同期比7.1%増となり、中国と米国での2桁増に牽引され、引き続き成長を続けています。また日本での販売台数は前年同期比34.8%増となりました。
月間の世界販売台数は、数々の賞に輝いているSUVシリーズへの強い需要が継続したことが販売台数の伸びを牽引し65,290台となりました。販売台数の内訳はコンパクトSUVのXC40がトップで、ミッドサイズSUVのXC60、ラージサイズSUVのXC90が続き、SUVの占める割合は73.3%となり、前年同月の65.3%から増加ました。これにより1月~10月末までの販売台数は516,418台となり、新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う影響を受けつつも前年同期比9.2%減まで回復しました。
電動化モデルへの需要も旺盛で、電気自動車またはプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載したリチャージモデルのシェアは、1~10月末までで前年同期の2倍以上に増加し、世界の販売台数の16.0%を占めており、欧州においては、27.0%のシェアとなりました。
エリア別では、中国で昨年同期比19.1%増の1万6,723台となり、1月からの累計は前年比5.2%増となりました。米国は前年同月比21.4%増の1万691台となり、1月からの累計は前年比2.3%減の8万4295台となりました。また、欧州では前年同月比4.6%減となり、1月からの累計は前年比17.6%減となりました。
日本国内もSUVモデルを中心に好調で、前年同月比で34.8%増となりました。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で3月以降大幅に販売台数が減少したものの、1月からの累計で前年比14.8%減まで回復しました。